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いろいろな色 ~色水遊び~

最近、きく組では色水遊びを楽しんでいます。

教師が色水で遊ぶ準備していると、”なになに??”と覗きにくる子どもたち。

透明度の高い、透き通るような色水を見て、「わぁ、きれい!」、「これなに??」、「遊んでいいの?」「はやく遊びたい!」と大興奮です。

思い思いに色水を混ぜ合わせ、自分だけの色をつくる子どもたち。

「みて、みて。こんな色ができたよ!」、「私(僕)はこんな色になった!」、「なんで、なんで??」と驚きつつも、何度も色を混ぜ合わせ遊ぶ姿がありました。

遊ぶなかで「これとこれを混ぜるとこんな色になる!!」、「これとあれを混ぜたらどうなるかな?」、「ちょっとずつ色が違うねん!」などと、異なる色を混ぜることで新たにできる色があることや、混ぜ合わせる比率による濃度の違い気付いたり、その気づきから”他の色ならどうなるのかな?”などと自分なりに試す姿が見られました。

色を混ぜ合わせることを十分に楽しんだ後はどこからともなく「これは〇〇ジュースです」、「なにジュースが飲みたいですか?」などとお店屋さんごっこが始まりました。

教師が「〇〇味のジュースはありますか?」などと聞くと、「ちょっと待ってくださいね」と色を混ぜ合わせながら特性ジュースをつくりはじめました。

色水を混ぜ合わせるだけでなく、色水や色水を入れていた透明カップなどからジュースに見立てたり、色水の色からジュースの味を想像してどんどんと遊びが膨らんでいく様子を見ていると、子どものイメージはとても豊かだと実感しました。

机の上や地面にこぼれた色水が水たまりになっていることに気付いた子どもたち。ジーっと水たまりを見つめ、色水が流れてくる様子を見て、「モヤモヤ動いてる…」、「ここは〇〇色やのにこっちは△△色や」などと、水や砂の動きや色が混ざりきらないことで起こるマーブル模様を発見しました。

その水たまりに裸足になって入ってみると、「混ざった!!」、「色が付いてるのに、(足には)色が付かない!」などと面白がる姿もありました。

遊ぶなかで様々なことに気付いたり、自分なりに色々と試しながら遊んだりする子どもの姿はまるで小さな探検家・研究家のようです。そのまっすぐな発見や想いを教師も一緒になって楽しんでいきたいです。