· 

いろんな ”かたち”・いろんな ”いろ”・いろんな ”おもい”

紙粘土でおうちのひとへ「いつもありがとう」のサプライズプレゼントをつくりました。

 紙粘土で好きな形をつくり、色とりどりのビーズやタイルで飾り付けをしたフォトスタンドです。

 つくるときに、「おうちの人に秘密のプレゼントだよ。だからまだ内緒だよ。内緒にできる?」と聞くとニヤッと笑い、「できるで」、「ないしょ、ないしょ」ささやく子どもたち。

紙粘土を触りながら「ふわふわする」、「なんかちょっと手に付く」、「柔らかいね」と感触を楽しむ姿や「これはケーキにする」、「雪だるま!」、「車にしようかな?」、「ジンベイザメだよ!」、「ニョロニョロベビ〜」とそれぞれ何かをイメージして形を作ることを楽しむ姿もありました。

飾り付けには色とりどり様々な大きさのビーズやタイル、ボタンなどを用意しました。

 「どれにしようか悩む〜」と悩む子どもたち。「好きなだけ飾り付けしていいよ。もういいよって思うまでしたらいいからね」と言うと、「え!いいの?何個でも??」と驚きながらも嬉しそうに飾りを選んでいました。

選んだビーズを付けることはもちろん。ボタンなどを紙粘土に押し付け、型だけをつけたり。タイルの色がついていない方を飾りつけたり、ビーズとボタンをほんの少し重ねたり…。最初は間違えたのかなと思い、「色がついてないけどいいの?」や「重なってるけどいいの?」と聞いたのですが、「こっちがいいの」と、子どもなりのこだわりがあったようです。

大人ではなかなか思いつかないことを”おもしろい”・”たのしい”・”きれいだな”…などと感覚的に楽しむことのできる子どもたちの自由さはとても素敵ですね。その型にはまらない感覚を私たち教師も大切にしていきたいです。そして子どもたちにはこれからもその感覚を忘れずに、自由に・おもいきり・好きなように”モノ”と触れ合うことを楽しんでほしいです。