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ビックリ!おおきな砂山!!

5月24日(水)に園庭の砂場に新たに砂が搬入されました。「砂を入れる瞬間も見せてあげたい!」と思い、子どもたちがいる時間帯に園庭にトラックを搬入させ、土を搬入することにしました。

砂を載せたトラックが正門から入ってくる様子を、子ども達とテラスから見ていると・・・。

昇降口(正門の靴箱前)で、何度か切り返しをしながら園庭に降り立ったトラックに、「どうやって入ってきたの?」、「ここ(砂場)まで入ってこれるの?」、「ぶつからないかな?」などと、ドキドキしながらも門から入ってくるトラックに子ども達は興味津々です。トラックが砂場前までやってくる際にも、大きなタイヤやバックをする際の“ピーピーピー”という音に若干圧倒されつつ、教師が「オーライ、オーライ」と掛け声をかけてみると、同じように掛け声をかけ始める子ども達。「こんなんしてるなあ」と、トラックを誘導する作業員の方の手を動きに目が留まったようです。

 

 

 

 

 

 

 

「バック、オーライ、オーライ!……」

トラックが砂場前に停まり、徐々に荷台が持ち上がりはじめると、「わぁ~!」と思わず声があがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

荷台が少しずつ、上にあがってきて……。

 

 

 

 

 

 

 

 

砂が落ちてきた!!

徐々に砂が荷台から滑り落ち、砂の山ができはじめると、「すごい、すごい!」、「お山ができたよ!!」と嬉しそうに喜ぶ子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな砂山ができました。

砂を入れ終わり、園庭から出ていくトラックに”バイバ~イ”と手を振り終わると、「よし、いくぞ~!!」と、さっそくその砂山で遊ぶことにしました。裸足になって砂山の近くにいきますが、意外とその山に乗ろうとする子どもは少なく、砂山の周辺から手で触れようとしています。手先だけでなく全身で楽しみたいと思い、教師から勢いよく砂山に飛び乗ってみました。それを見た子ども達も次々と砂山に乗り始めました。

入れたての新しい砂はとても柔らかく、素手で触ったり、裸足で登るととてもフワフワしていて気持ちがいいです。

その感触に「ふわふわ~」「なんか冷たい」「やわらかい!」「気持ちいい~」などと、感じたことを言葉にする子どもがいたり、言葉にはしないものの驚きと笑顔が入り混じったような、なんとも言えない表情で砂の感触を味わっている様子もありました。

気持ちよさそうに遊ぶ友達や先生の姿を見て、普段は裸足になって遊ぶことのない子どもも「裸足になってみたい!」と、思わず裸足になって遊びだす姿もありました。

その後は思い切り踏んでみたり、跳んでみたり、足を埋めてみたりと、ダイナミックに砂山で十分に楽しむことができました。

友達や先生の姿から興味をもって遊びだす姿や、経験したことで砂や水など自然物の感触や気持ち良さなどを五感を通して感じることができることはとても大切なことですし、幼稚園生活のなかでたくさん経験してほしいと願っていることでもあります。。経験したことで、”もっとやってみたい!”、”あんなのこ・こんなこともしてみたい!”など様々なことに対する興味・関心にも広がっていくことでしょう。