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こんなことして遊んでいるよ!

入園から1ヶ月程が経ち、随分と緊張もほぐれ、伸び伸びと遊ぶ姿が見られ始めました。

今、きく組の子どもたちが楽しんでいることを少し紹介したいと思います。

まずは保育室での様子を覗いてみましょう。

木製汽車での遊びは、線路をただ繋げているように見えるかもしれませんが、まっすぐな線路やクネクネ線路、登坂や下坂に踏み切りなどをつなげるなど、子どもたちそれぞれのこだわりがあります。汽車も「これは近鉄!」、「これは京阪!」など、自分の生活に即した情報を遊びのイメージの中に取り入れる姿もあります。

「ここは動物園やから動物がいっぱいいるねん!」、「ここは駅やから(お客さんが)待ってるねん」、「次は遊園地に行こう」、「その次はどこに行こうかな?」…。それぞれのイメージを膨らませながら遊ぶ子どもたち。スペースが限られている保育室内での遊びですが、海を越え、山を越え、遊びの中では様々な場所に遊びに行くことができるのです。

次はテラスでの様子を覗いてみましょう。

テラスでは、ままごと遊びを楽しんでいます。思い思いに料理を作ったり、食べたり、赤ちゃんの世話をしたり…。先生の「おなかが空いたよ~。ごはんを作ってほしいな」の一言で、子どもたちは大張り切り。たくさんの子どもたちが次々に料理を作って運んできます。テーブルの上に並べられた料理を見て、他の子どもたちも「おいしそう!」とやってくることも。天気の良い日にはお弁当を作って、園庭にピクニックに出かけることもあります。

自分が作ったものを食べてもらったり、一緒に食べながらおしゃべりする時間はとてもホッコリした嬉しいひとときです。

次は園庭での様子を見てみましょう。

園庭には遊ぶ場所がたくさんあります。

きく組の保育室前には小さめのブランコがあり、「楽しいから何回も乗りたい」、「ずっと乗りたい」と大人気です。過ごしやすい気候の中、風に揺られる子どもたちはとても気持ちが良さそうですね。

今年から園庭に”土山”ができました。子どもたちは土山をキャンプ場に見立てて、砂場で作った料理を運んできたり、身近に落ちている草花や木の枝などを食材として調理したりすることを楽しんでいます。砂山の上からは園庭を見渡すことができるのでとても景色もいいです。きく組の子ど子たちのお気に入りスポットのひとつです。

白い布を張り、その上に草花などを置くと、影が映ることに気付いた子どもたち。「映画館だよ!」と、様々な影の不思議を楽しんでいます。子どもたちの発想ってとても面白いですね。

砂場では、水を流してみたり、穴を掘ってみたり、山を作ったり…。気持ちの良い気候の中、五感を通して砂や水の感触を楽しんでいます。

絵を描いたり、シールを貼ったり、生き物を探したり触れ合ったり、草花で遊んだりなど…。まだまだ、楽しい遊びがたくさんあるのですが、またの機会にご紹介できればと思います。お楽しみに♪