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にじちゃんと遊んだよ

インコのにじちゃんが帰ってきて、嬉しそうな子どもたち。

にじちゃんが逃げていかないように部屋の窓を閉めて、出してあげました。

にじちゃんも広いお部屋を飛べることはとても嬉しそうで、そんな姿を見て子どもたちも大興奮!

「私のところに来てほしい」「あっちとまってるで」「にじちゃんは高いところが好きなんやな」と、自分の所に来てほしいけれど、なかなか来てくれない、どうしよう・・という思いを感じていたようです。

そこで、子どもたちはどうしたら高い所にいるにじちゃんに手が届くかを考え、色々やってみる姿が見られました。

ステップ台を階段のように見立て組み立てるも、不安定な場所だと危ないことがわかり、次からは安定しているかどうか台を揺らして確認する姿がありました。遊びの中で、どうすればよいか考えたりやってみる中で次への学びに繋がっているようです。

そしてやっと出来た階段を上り手を伸ばした途端、違うところに飛んでいき「あぁぁ~」と落胆しつつも、「よし次はあっちやな」とにじちゃんの元へと続く階段を作る子どもたちでした。

自分たちの思い通りにいかない生き物との関わりを通し、子どもたちの一緒に遊びたい、触りたい思いを受け止めながらも、「にじちゃんも高い所からみんなを見てるのかな」とにじちゃんの思いも考えられるようにしています。これから沢山関わり合う中で、思いを寄せ合えるようになることを願っています。