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にじちゃん(インコ)と仲良し

きく組の保育室で飼っているインコのにじちゃん。12月に入り、「にじちゃんをお散歩させてあげよう」と、保育室の中を自由に飛べるようにしています。最初は、バサバサっと飛ぶ勢いが怖く、にじちゃんが近くに来ると逃げるような姿がありました。少しずつ、子ども達が「にじちゃん、こっち来て」「私のところも来てほしい」とにじちゃんに積極的にかかわるようになり、にじちゃんも気軽に子どもの肩や腕にとまるようになり、どんどん仲良くなってきています。

この頃のにじちゃんは、子ども達の頭の上がお気に入りのようです。ツメが痛いような、くすぐったいような感じがするのですが、それ以上に「にじちゃんが頭にのってくれた」という喜びが大きいです。手洗いをしている時に、にじちゃんが頭の上にのってくることが多く、頭を動かさないようにしながら手洗いを続ける姿がかわいいです。

こんなに仲良くなったにじちゃんですが、いつも、いつも、子ども達の思うように動いてくれるわけではありません。にじちゃんが友達の肩にとまっていると、「次は私の番」と並ぶAちゃん。にじちゃんがAちゃんではなく、Bちゃんにとまったり、飛んで行ったりすると、「なんで~」「私の番やのに」と悲しくなったり、怒ったりすることもあります。「にじちゃ~ん」と呼んでも、窓枠の高いところにとまったまま、来てくれないこともあります。そんな時には、子どもの思いも受け止めながら、「にじちゃんも好きなところに行きたいんかな」「ちょっと休憩中なんかな」などとにじちゃんの気持ちも考えられるようにしています。心を通わせ合いながら、寄り添いながら、にじちゃんとの生活を重ねていっています。