幼稚園で見つけたツマグロヒョウモンを各グループで育てています。
「蛹になってる」「この子はまだ、蛹にならないね」と毎朝、様子を見ています。
先週より、「見て！蝶々になってる」「可愛い～」「羽をパタパタしてるよ」と、蛹から蝶になり、みんなで見送っています。「元気でね～」「いってらっしゃい」と手を振って見送ったり、見送ろうとすると、子どもの手にくっついたり、顔にのってきたりしてなかなか飛ばない蝶には、「お花のところに置いてあげたらいいんじゃない？」「ここにのせてあげよう」と、蝶の気持ちを考えて飛んでいく姿を見守ったりしていました。
今日、きういグループでは４匹、みかんグループでは６匹のツマグロヒョウモンの蛹が蝶になっていました。登園すると「わ～、いっぱい蝶々になってる！」と驚きの子どもたち。今日も「いってらっしゃい」「ばいば～い」と見送り、蝶も子どもたちも嬉しそうでした。
今、ツマグロヒョウモンをはじめ、ダンゴムシ、バッタ、カブトムシの幼虫など、色々な生き物を育てています。捕まえるだけではなく、捕まえた後、お世話をしたり、様子を見たり、生き物の事を思って逃がしたり、大切に育てようとしている姿を大切に、これからも見守っていきたいと思います。
