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‶弟、妹”に出会えて嬉しいな!

 待ちに待った縦割り活動の‶弟、妹”との出会い。「誰が‶弟、妹”になるのかな?」「いつわかるの?」と期待して待っていたようでした。「(自分の‶弟、妹”は)何マーク?」「男の子?女の子?」と気になる様子だったので、実際にこっそり見に行くことを提案しました。緊張したり、なかなかそばに近づけなかったり、どのようにかかわればよいのか困る様子もありましたが、どんな子なのかを確認すると、「よし!わかった!」と心に刻む様子がありました。そして、「‶弟、妹”に喜んでもらいたい!」とプレゼントをつくることにしました。‶弟、妹”が好きなものは何なのかを考えて、「車にしよう!消防車マークやったし…」と考える姿や、台紙になる紙を「女の子だからこの色にしたら嬉しいかな」と一生懸命考えて選ぶ姿がありました。

上の写真は、着替えを袋に入れるのを手伝ったり、帽子をかぶせたり、楽しくお話をしたり・・・など、どうしたら‶弟、妹”が喜ぶのかな?何ができるかな?・・と自分なりに考える姿が年長児らしく見えました。

 遊戯室で”初めましての会”をしました。

‶弟、妹”が座れるように椅子を運び丸く並べ、‶弟、妹”を椅子に座らせ、自分たちはそばに座って様子を見守る姿がありました。きっと昨年、自分の”お兄さん、お姉さん”にしてもらってきたことなのだろうなと感じました。

 すぐに話しかけられる子どもと、そばに座ってはいるけれど緊張している子どもがいました。

「仲良くなるにはどうしたらいいのかな?」と尋ねると「名前を言う!」「いいことしたげる!」というアイデアが出たので、自分のことを話したり相手に知りたいことを尋ねたりする時間をとりました。「〇〇ちゃん、イチゴが好きって言わはった。」というAちゃんに、「Aちゃんの好きなもの何なの?」と尋ねると「ぼくもイチゴ!」と答えました。「じゃあ、イチゴが好きなの一緒やね~」と私が共感すると、‶妹”も、ニコリと笑って聞いていました。

 他にも、「4歳って言ってたから私は5歳って言ったよ」「何個も聞いてみたよ」と、‶弟、妹”に尋ねることを自分で考え何とか仲良くなれるように頑張ったことや、相手のことが知れて嬉しい気持ちを伝えてくる子どももいました。

 中には終始緊張していた子どももいましたが、まだ始まったばかりです。1年かけて少しずつ”きょうだい”になれたらいいなと思っています。温かく見守ってください。明日はみんなが楽しみにしている初めての遠足です。一緒に楽しみたいですね!