晴れた日に、園庭で泥団子を作ることが楽しくなってきました。
進級児の子どもたちが、昨年度の経験から始めたことがきっかけとなりました。
数人で集って、砂と水を混ぜて泥を作り、丸めることからスタートです。
まだ慣れない子どもも、友達の手元を見ながら、見様見真似で作っていきます。
泥をつけてどんどん大きくすることが楽しくなる子どももいれば、
サラサラの砂(通称;サラ粉)をかけて、さらさらの泥団子を作ろうとする子どももいます。
時々、ちょっとしたことから潰れてしまうこともあります。
「せっかく作ったのに~」と悔しがったり、残念がったり…。でもその感情体験も、心の土壌を耕していくことと思います。
そして泥団子の良いところは、何度でも作り直せるところ。
悔しい気持ちも味わいながら、よし次こそは!と気持ちを新たにまた泥に向かいます。
そして、先生が作っているのも潰れてしまったのですが…
泥団子の中身を見るのも面白い!
チョコレートやおはぎのようにも見えて、先生がつい「おいしそう…」とつぶやくと、今度は「食べて~」とごっこ遊びも始まります。
その後はこの潰れた泥団子をさらに細かく潰していったのですが、この泥団子を割ったりする感触もまた独特で、楽しいです。
泥団子作りは、一度し始めるとず~っとしたくなる、没頭する遊びのひとつです。
今日は遊び始めてから降園前まで、ず~っとし続けている子どももいました。
残念ながら、来週からは雨続きの予報で、しばらくは楽しめないかもしれませんが、また晴れた日には楽しんでいきたいと思います。