５歳児になると、年長児としての仕事があります。園内の植物に水やりをする花当番と、チャボやウコッケイにあげる野菜を切って餌をあげたり、カメの池の水替えをしたりする動物当番です。
特に、昨年度に”縦割り活動の兄、姉”から仕方を教わり、生き物への思いを託されたこともあって、動物当番をすることをとても楽しみにしている子どもたちです。
今日、ようやくすべての子どもが動物当番を経験することができました。ニワトリが少し苦手な子どもも、ドキドキしながらも、動物舎に入って世話をしていました。自分の好きなことで遊びたい思いもあり「もう遊びにいきたい」と言う子どももいましたが、「自分たちがやらんと、ニワトリたちお腹へってしまうやろ」と、責任感を感じて子ども同士で話し、最後までやり遂げようとする姿がありました。
動物当番をした子どもたちに、「どんなことが楽しかった？」と聞くと、「包丁で（野菜を）切るのが楽しかった」「トリを抱っこできた！温かかった！」「カメを触るのドキドキしたけど、抱っこできたのが嬉しかった」など、それぞれが印象に残ったことを、ニコニコ笑顔で話していました。
ずっと憧れていた年長児としてのお仕事です。楽しみながら、責任感や年長児としての自覚、生き物に親しむ気持ちを育んでいきたいと思います。