新型コロナウィルス感染拡大予防のため、今年度は身体測定も最小限の回数で実施してきました。
そんな中、5歳児最後の身体計測を行いました。
最後の5歳児の身体計測をどんな風に行おうか、保健指導としてどんなことを子どもたちに経験してほしいか悩みましたが・・・。
コロナ禍だからこそ、命の大切さを感じてほしいと思い、生まれたての赤ちゃんと同じ重さの3キロの赤ちゃん人形を抱っこしてもらいました。
「みんなが赤ちゃんだった時も、こんな風にお母さん、お父さんが抱っこしてくれたんだよ」
「どう?」と聞くと…
「重い!!」と言いながらも、ぎごちない手で赤ちゃんの人形を抱き、いとおしそうに見つめる姿が見られました。
不思議なぐらい優しい表情で赤ちゃんをのぞき込む子どもたち。きっと本当にお父さん・お母さんになった時には、こんな表情をするんだろうな…と思いました。
とっても心温まるいい時間になりました。