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節分

 2月2日は節分でしたね。幼稚園では、鬼になりきって遊ぶ子ども達も出てきました。鬼になりきって、人間の子どもたちを驚かせに行ったり、今までの経験から豆まきのことを思い出して、もみ紙で“豆”を作り、「おにはーそとー!ふくはーうちー!」と豆まきをしたりすることも楽しんでいます。

 豆まきをする前日には、“幼稚園きょうだい”の兄・姉から、豆を入れるための三方をもらいました。。

 折り方図を見ながら何度も折って、妹・弟のことを考えながら、色を選び、作ってくれたようです。「ここに豆を入れるんだよ」「片づけるときはこういう風に折る」「ここを開くと…」と使い方を教えてくれました。その思いがもも組・ふじ組の子どもたちにも伝わり、次の日から自分たちでもみ紙で作った豆も、「お兄ちゃんがくれたこれ(三方)に入れて豆まきしたら、鬼は帰る!」と、三方に入れて豆まきする姿がありました。

 園庭では、本物の豆でみんなで豆まきをしました。絵本『おなかのなかにおにがいる』を読んでから、自分たちのおなかにはどんな鬼がいるんだろうという話になると、「すぐ寝ころんじゃう鬼ー!」「お菓子ばっかり食べちゃう食いしんぼう鬼~」「片づけない鬼…」と、自分を振り返る姿があります。みんなのおなかのなかにいる鬼は、この豆まきで逃げていったかな?節分は終わってしまいましたが、鬼になりきって遊んだり、豆まきしたり、と引き続き楽しんでいきたいと思います。