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友達を誘い合って…

 冬休みが明け、久しぶりの友達との再会を喜び合いながら、3学期が始まりました。

 

 新しい遊びとして準備していた、かるた、トランプ、双六、オセロ、百人一首(”ぼうずめくり”)などに早速興味をもって、友達と誘い合い遊び出す子ども達。振って出たサイコロの目の数や、引いたカードの絵や数字など、予想できない運任せの展開に、最後まで勝敗がわからない、という面白さがある遊びもあれば、よく文字を見て記憶しておいたり、次に置く石の位置をじっくり考えたりする、思考力、判断力が勝敗に大きくかかわる遊びもあります。

 いずれにせよ、一人遊びではなく、友達がいてこそ成立する遊びです。友達と一緒にルールや順番などを共有し、それをみんなで守って遊ぶことにより、その遊びの本当の面白さをみんなで感じてほしいと願って、見守っています。遊びを通して、自然に文字や数量への興味もわいてきているようです。

 お年玉でもらったこまにも興味をもち、友達や先生と繰り返しこま回しをしたり、羽根つきをすることも楽しみ始めています。こまの紐がまだうまく巻けなかったり、投げても回らなかったりすることもあります。羽根つきも、友達が待つ方へ羽根がつけないこともあります。粘り強く、コツコツと繰り返し経験しながら、挑戦する意欲や達成感を感じてくれたら、と願っています。