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初めて“弟・妹”を連れて…

先日のサツマイモ掘りは、縦割り活動の“弟・妹”と、現地で待ち合わせした園外保育でした。

それが今日は、初めて、幼稚園から“弟、妹”の手を引いて出かける園外保育でした。昨日から、“弟・妹”の分の飴を選ぶなど、ワクワクしっぱなしでした。

そしていよいよ出発。公道に出ると、「あ、そうやった。こっちや」と車道に近い方に手をつなぎかえ、“弟・妹”を守ろうとする姿、陸橋を上る時、「ここからは、階段やから手を離すよ。一緒にこけたら大変やから」と安全な歩き方を伝え、張り切っている年長児。

 

伏見桃山城までの道中、たくさんのドングリを見つけると、宝を探すようにしゃがんで集めたり、鳥の鳴き声に耳を澄まし、「こっち、って案内してくれてるんちゃう?」とこたえたりする姿も見られました。

到着すると、秋がいっぱいでした。まるで絨毯のように落葉するモミジを思わず拾い集め、空へ放り投げてシャワーのように楽しんだり、「見て。これキレイ…」「こんなのもあった」と自然が創り出す繊細な色の混じり具合や違いに思わず目を留めたり…。どれだけ高く積み上げられるか、モミジの山を作ることを友達と一緒に楽しむ姿もありました。

 

弁当やおやつタイムを兄弟で楽しんだ後には、“弟・妹”がレジャーシートをしまうのに困っていると、そばで手助けした5歳児の姿を見て、さすがお兄さん、お姉さんだな、と感動させられる姿にも出会いました。

幼稚園に帰ってくると、保育室でぐったりと寝転ぶ子ども達もいて、楽しく、そして初めての“弟・妹”の世話にちょっぴり疲れた…でも大満足な一日でした。