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10月22日の子ども運動会!

 天気予報を確認するたびに天気が変わり、子どもだけでなく、保護者の方、そして私たち教員も「どうなるの…?!」とドキドキでした。ですが、みんなの願いや祈りが通じたのでしょう。始まる頃には太陽が顔を出し、気持ちの良い秋晴れになりました☀子どもたちは「明日晴れますようにって、お家でてるてる坊主作ったよ!それがきっとお天道様に届いたんやなぁ…」とほっと胸を撫でおろしていました。競技中もみんなのパワーで雨雲を吹き飛ばし、無事全プログラムを終えることができました。

 自分たちの“弟・妹”と一緒に、体と心をほぐしながらおこなった体操。高さや距離、技など、子どもたち自身で挑戦したいコースを決めて、かかわった竹馬。仲間にバトンを繋ぐため、全力で走ったり、声を枯らしながら応援したり…走っている子どもも、応援している大人や年中児も、抜きつ抜かれつにドキドキした白熱のリレー。相手の動きをよく見たり、仲間と協力したりして競ったしっぽとり。年長組全員が漁師になりきり、掛け声とともに大量のニシンを引き上げる、大迫力のよさこいソーラン。どの競技も、自分の持っている力を出し切った!という表情で、さすが年長組!という姿をたくさん見せてくれたように思います。自分たちの競技だけでなく、年中組のかけっこでは、円周の端に座り、自分の“弟・妹”を一生懸命応援していました。また、何より保護者の方の拍手や声援が、子どもたちの意欲をさらに高め、力を発揮することに繋がったのだろうと感じました。プログラムの最後は、保護者の方と一緒に手をつないでフォークダンスをしました。子どもたちの少し恥ずかしそうな、でもほっとした様子で踊る姿がとても可愛らしく、和やかな雰囲気で今日の子ども運動会を締めくくることができました。

 「一生懸命やってたら、あっという間に終わったなぁ!」「しっぽとり頑張ったよ!○○くんもよかってん!」「やっぱり、リレーは悔しかった…」と様々なつぶやきが子どもたちから聞こえてきました。

 お互いに健闘をたたえ合いながら保育室に戻ると、なんと漁師さんからお土産が!どうやらニシンのようです。中身は帰ってからのお楽しみです♪

 

 さぁ!明日からもまだまだ子ども運動会は続きますよ!これからも“仲間”の存在を感じながら、勝ち負けを楽しんだり、様々な身体の動きを経験したり、粘り強く挑戦し続けたりする姿を見守っていきたいです。