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夏休み中の動物当番

 子どもたちは夏休みですが、幼稚園のニワトリは今日も高らかに鳴いています。生き物の命には休みがなく、継続して世話をしていく大切さに気づいたり、長い休みの間にも園生活を思い出したりできるよう、5歳児の子どもたちは、夏休み中も交代で動物当番に来ています。今日も「暑いけど、ニワトリさんのためにお野菜持ってきた!」「はやく抱っこしたい!」と楽しみに登園する姿が見られました。

 夏休み中の動物当番は保護者の方も参加し、動物舎の掃除やえさやりを一緒にしてくださっています。保護者同士で「今から水、流しまーす!」「ここも綺麗にしましょう」と協力し合って、動物たちの生活空間をピカピカにしてくださいました✨

 

 掃除の邪魔をしないよう、ニワトリたちも自分で外に出て待っています♬

 イチョウの木の下では、子どもたちが野菜を切っています。1学期中の経験を思い出し、「猫の手やんな!」「ニワトリさんは口が小さいから、もっと小さく切らなあかん」とニワトリのために一生懸命野菜を切っている姿が見られました。保護者の方も「上手に包丁使っているね」と驚いていました。また、えさを待ちわびているのか、時折鳴くニワトリの声に「お腹空いてるんかな?もうちょっと待っといて~!」と返事をしていました。

 野菜を切り終えると、ニワトリのご飯をカップで量っていきます。ここでも、「ニワトリさんはな、6人家族(チャボ)と2人家族(チャボ、ウコッケイ)やねん、だから二つのお皿に量って入れるねんで!」と今までの経験を思い出し、自分の保護者に伝える姿がありました。

 えさやりを済ませると、手慣れた様子でニワトリを抱っこする子どもに驚き、他の子どもだけでなく、保護者の方も「私も触っていい?」と興味津々でした。

 カメ先生との交流(詳しくはHPの「みてみて!幼稚園」の5歳児の姿を見てください)で、より関心をもったカメにもえさをやったり、様子を見たりしていました。生き物の命をつなぐ大切な動物当番。明日の当番の子どもたちも、お世話をよろしくね!