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うちわを飾り付けました

 今日は一人一つ持っているうちわを飾りつけました。夏の暑さを凌ぐための、日本の伝統文化であるうちわに、触れる機会をもってほしいと願い、先週、一人ずつ自分のうちわを用意しました。すると、子ども達は大喜びで使い始めました。ただ涼しくするためだけでなく、今日はトイレットペーパーの芯に向かってうちわであおぎ、積み木で作ったコースから外れないように転がしていくという遊びも楽しんでいました。

 そんなうちわが、世界に一つだけのうちわになりました。和紙をちぎったものを、どの色にしようかなと選び、糊で貼り付けていきます。和紙は小さいので、指の先を上手く使わないと紙の端まで糊はなかなかつきません。子ども達は一枚、一枚と丁寧に貼り付けていました。七夕の時に笹飾りを作った時には、手の平全体が糊まみれになったり、糊の感触が苦手だったりした子どももいました。今回は手が糊だらけになる子どもも少なく、七夕の経験が活きているようでした。出来上がると、「見てー!」と嬉しそうにあおいでみせていました。中には、「顔になった」「チョウチョにした」と、色々なものに見立てて和紙を貼る子どももいました。

 自分だけの特別なうちわで、すてきな風が吹いてきそうですね。

 もも組では、ずっと一緒に過ごしてきたカメの名前を決めました。今までは「カメさん」と呼んでいましたが、やっぱり名前があった方がいいということになりました。子ども達と相談すると「かめこ」「かめら」「ももたろう」「きんたろう」「もしもし」など、色々な候補が出てきました。「かめこ」「かめら」は”カメ”がつく名前がいいから。「ももたろう」はもも組にいるカメだから。「きんたろう」は強いカメになるように。「もしもし」は♪もしもしかめよ♪の童謡から…と、それぞれの名前に理由がありました。

 一人ひとりがカメへの思いが強く、どの名前にするかは選び切れません。そこで、カメ自身に選んでもらうことにしました。候補の名前を紙に書いて置き、カメがどの名前に行くかを見守ることになりました。

 カメが選んだ名前は…『もしもし』でした。これで、もも組にいるカメは『もしもし』くんに決定しました。子ども達も「もしくんって呼ぼう」など話していました。これからもよろしくね、もしもしくん。