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今日の一日

今日の5歳児は、2クラスが分かれて活動する一日でした。

まずは朝、さくら組の子ども達は、附属桃山小学校のJ先生と交流をしました。

このJ先生との交流は、京都教育大学と附属学校園で取り組んでいる『グローバル人材育成プログラム』の一環としての取り組みです。5歳児の子ども達は、昨年度から、好きな遊びの時間や、3学期には絵本の読み聞かせをしていただくなど、J先生には少し親しみを感じていたこともあり、朝、J先生が保育室にやってきてくださると、嬉しくて寄っていく姿、進んで話しかける姿、久しぶりで少し照れくさそうにする姿などが見られました。

今回は、5歳児になって初めての交流ということもあり、J先生の故郷のブルキナファソの家や近所の様子、家族のことなどを画像を交えながら話してもらったあと、去年から大好きな遊びをしたり、手遊びを一緒に楽しんだりしました。(来週月曜日、今度はうめ組が交流をしますので、詳しくは後日ということで…)

 

子ども達は、J先生が好き!という気持ちが根底にあり、J先生とおしゃべりして、一緒に遊んで、もっともっと好きになるからこそ、J先生のこと、ブルキナファソのことをもっと知りたい!となっていき、それが、幼児期のグローバル教育なのだなぁ、と改めて感じるひとときでした。

その頃、うめ組の子ども達は、屋上で水遊び。今まで園庭でダイナミックな水遊びをしたことはあっても、屋上で楽しむのは今日が初めて。何よりそれが嬉しくて、ペットボトルに水を汲むと、自分で頭から浴びたり、友達同士でかけ合ったりして楽しみました。曇りの天気予報が嘘のように晴れ、暑い日の水遊びは本当に気持ちよさそうでした。

 

さくら組も、J先生との交流の後に屋上での水遊びをたっぷりと楽しみました。

後半は、今度はうめ組の子ども達が、オンラインでの交流に挑戦しました。

お相手は、東北の大学のH先生です。

 

先日、幼稚園の動物小屋でカメが卵を産んだことで、子ども達には卵への興味が少しわいてきました。そして、卵にもカメそのものにも疑問が湧いてくる子どもが出てきて、卵はどうやって孵るの?カメの卵ってどうやって産まれたの?などなど…。その時にふと頭に浮かんだのが、H先生でした。H先生とは、以前から附属幼稚園の教員とは親交がある方で、実はカメのことにとてもお詳しい方なのです。子ども達の疑問を、H先生とのやりとりで、さらにカメや卵への思い、さらに新たな人との出会いで、今後の生活に広がりが生まれないか、と考え、『カメ先生のH先生』にお願いして、交流をさせていただくことになりました。

カメ先生の一言一言に「へぇ~」と頷く姿、じっと画面をのぞき込む姿が印象的でした。(水曜日に、今度は、さくら組が同じように交流をしますので、こちらも詳しい内容は後日ということで…)