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交通安全教室

 今日は、伏見警察署から巡回教材をお借りして、交通安全についての話をしました。

しかけ紙芝居を読み、「止まれ」の標識の意味や、ヘルメットの必要性などを振り返ってみました。「止まれ」の標識の意味を聞くと、「気をつけろってこと!」という子どももいました。『止まって、道路の左右をよく見て、音もよく聞いて、安全を確かめる』という事を伝えると、「いつもしてる!」と答える子どももいました。

信号のカードも使って、青・赤・黄の信号の意味も確認しました。赤や青の信号の意味は自信をもって「止まれってこと」「行っていいよってこと」と、答えていました。「黄信号は?」と聞くと、「もうすぐ赤になるよってこと」「気を付けてって意味?」と様々な答えがありました。黄信号は、横断を始めてはいけない、渡り始めてはいけないという意味だということがわかりました。最後に、歩行者信号の色も聞いてみました。皆さんは歩行者信号の青信号が点滅しているときは何を意味しているかご存じですか?青の点滅は『急いで渡れ』ではないのです。車用の黄信号と同じく、『横断を始めてはいけない』なのです。「走って渡る」という子どももいるだろう…と思いながら子ども達に聞いてみると、「渡ったらダメってこと」と、答えていました。子どもたちは大人が思っているよりよく分かっているのですね。大人になるといつの間にか、「少しぐらいいいだろう」という油断や思い込みが出てくることもあるかもしれません。しかし、そんな大人の姿を子どもはよく見ています。大人が安全のためにルールを守っている姿を子どもに見せることこそが、大切なのでしょう。