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おばけこんなところに!

 今日は園庭におばけ探検に出かけました。おばけを見つける虫眼鏡に、おばけが見つかる地図、おばけを見つけたら仲間を呼べるコンピューターと…それぞれが自慢のおばけ発見グッズをもって出発です!

 「おばけ、どこかなぁ~」と歩いていると、栽培物の水やりのために、コンテナに張ってあった水に目が留まりました。その水は、誰も触っていないのに、揺れたり、波紋ができたりしています…。

「おばけが揺らしているんだ!」「発見!捕まえます!」と大張り切りの子どもたち。

水を眺めているうちに、水に映った影が水の揺れと共に動くことに気づいた子どもたち。自分の影を「動いてる!」と嬉しそうに見ています。

 水を揺らすいたずらおばけを捕まえた後も、おばけを探して歩いていると、カメが入っているタライに水がありません!!「おばけが全部飲んじゃったんだ!」と、これまた大事件です!「カメさん、おばけ、おっきかった?ちっさかった?」「こわかった?」とカメから情報収集をして、「あっちに行ったって!」と、おばけ探し再開です!

 子どものイメージの世界はとても豊かで、動物とも会話ができます。でも、水の揺れのように現実での不思議なものに出会うと、そちらも楽しく、現実と仮想の世界を行ったり来たりすることが子どもの発達なのですね。