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探検ごっこ

中積木で遊んでいる時のこと。

中積み木を動かして並べたり積んだりしていると、積木が置いてあった壁に謎の「×」が描かれていることに気がつきました

これはなんだろう…と話していると、

「あ、泥棒ちゃう?」とある子ども。

教師「どういうこと?」

子ども「ここに泥棒が来たってことちゃう?」

(泥棒、という言葉にひっかかった教師)「もしかしたら宝物の印だったりして…」

子ども「そうかも!」

宝物、という言葉の響きに目が輝く子どもたち。

すると、「地図、いるんちゃう?」と言い、地図を描きだす子どもも出始めました。

その地図をもとに、興味をもった子どもたちと探検に行くことにしました。

トイレットペーパーの芯を使って探検眼鏡(双眼鏡)を作り、出発です!

保育室から出て園内を歩いていると…少し暗い、大きな部屋(遊戯室)が…

「ここに何かあるかも!」と、恐る恐る中に入ることに。

探検眼鏡で調べてみますと…

誰かから「あ!おばけや!」

「え!?」「おばけこわい…」「あのウサギ(のぬいぐるみ)の目が光った!」「きゃー!」と、探検している中でお化けに出会ったのでした!

それがなんとも言えず楽しい雰囲気です。

次第に「お化けが出た!」「きゃー!」と逃げ回る遊びに変わっていきました。

 

降園時には作った探検眼鏡を「持って帰ってもいい?」と尋ねてきた子どもたち。

楽しかった思いをお家でも…、あるいは、作った探検眼鏡を大事にしたい…と思ってもらえていたら嬉しいです。