子どもたちの様子を、養護教諭の視点から、お知らせしたいなと思います。
現在、幼稚園では新型コロナ感染症対策の一つとして、手洗い場も間隔をあけての使用にしています。そのため、密にならないように先生同士で協力して、子どもたちの手洗いの様子を見守っています。また、今までは固形石鹸を使用していましたが、より感染のリスクを減らすため、自動で泡の石鹸が出る機械を購入し、各学年の手洗いを実施しています。
ただ、この機械… 子どもたちの動きに敏感に反応しすぎて、泡がたくさん出てしまうことがあり、子どもたちもどのタイミングで機械から手を遠ざければいいのかわからず…?困っている姿がみられ、機械使用の難しさを感じています。
今後の使用は検討中です。
さて、それぞれの学年での手洗いの様子ですが・・・
家庭での丁寧なご指導で手洗い習慣が身に付き、生活の中の決められた場面で、それぞれに頑張って洗う姿が見れらます。
ただ、泡石鹸は初めから泡立っているため、石鹸を泡立てる工程がなくなった分、泡を手にこすりつけただけで、手を洗った気分になっているのでは?という姿も見られました。
一人ひとりと丁寧に一緒に手洗いしていく必要性を感じました。
ご家庭でも、時には《一緒に洗ってみる》という経験をお願いできたらと思います。
3歳児 ガラガラうがいできるかな?
手洗い後、ガラガラうがいをするように伝えています。
ガラガラうがいって⁈ ほとんど初めてだと難しいですね。
「こうやってするんだよー」とお手本を見せると、頑張ってチャレンジしてくれますが・・・
どうしても、口から水があふれてしまいます。
時間がある時に、お風呂でガラガラうがいのおけいこもしてみてください。
はじめに少量の水を口に含んで上を向き、「あー」と言うとうまくいくようです。やってみてくださいね。
4歳児 上手にできるよ、手洗い!
さすが、年中さんですね。
洗えていない部分を伝えると、手洗い場に掲示している手洗いの順番を書いた掲示を見て、黙々と手洗いを頑張る姿が見られます。
手洗い後は、手をコップのようにして、泡のついた蛇口を水できれいにする姿も見られます。
5歳児 手洗い場での様子
手洗い場で待つ5歳児。
蜜にならないで手洗い場の順番が守れるように、足形をつけてみました。
すると・・・ちゃんと待っています!
間隔をあけて並ぶことができるかな・・・?と心配していたのですが、さすが5歳児ですね。