教育相談より

 

皆さん、こんにちは。今日は、教育相談の日でした。

そこで、今日の「みてみて幼稚園!」はスクールカウンセラーの金子先生からのお知らせです。

 

 

 こんにちは。今年度もよろしくお願いします。スクールカウンセラーの金子真理子(かねこまりこ)です。

 

 

 新型コロナウイルスの影響で、臨時休園が続いている中、不安な思いをされている方も多いことと思います。未知で目に見えないウイルスに対して、不安な気持ちになるのは当たり前のことです。不安に思ったことは、できれば身近な人に話してみてください。気持ちを分かってもらえたり、不安な気持ちを共有できるだけで、ほっとできることもあります。

 

 

 

 

 

ウイルスへの抵抗力を高めるために

 

   1.しっかり睡眠をとる。  2.栄養のあるものを朝、昼、夕に食べる。

 

   3.規則正しい生活。    4.落ち着いて、情報を集める。

 

 ストレスをためないために

 

   1.深呼吸をする。     2.気分転換をする。

 

   3.ゆっくりお風呂に入る。 4.体を動かす。散歩する。

 

   5.歌を歌う       その他にも自分に合ったものを探してみてください!

 

 

 

日本心理臨床学会のホームページに掲載されている情報(北海道臨床心理士会 教育領域 委員会 スクールカウンセラー担当委員会 作成)を以下に共有させていただきます(一部抜粋)。ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

(1)未知で目に見えないウイルスに対する不安と恐怖

 

子どもはテレビやネットなどから過度で過激な情報の影響を受けやすいので、情報収集に振り回されないことが大事です。子どもの場合は、メディアからの情報を遮断することも必要です。

 

ヒント:不安になっている子どもには繰り返し安心感をあたえるような言葉かけを。年齢が低いほど、情報は親が口頭で伝えるだけで十分です。

 

 

 

(2)不安や恐怖による行動の変化

 

不安や恐怖から、怒りの感情がわき攻撃的になったり、気持ちが不安定になりやすいでしょう。その他、甘えが強まったり、具合が悪くなってしまったり、眠れなくなったり、衛生面に過度に神経質になりすぎたりするかもしれません。

 

 ヒント:感染予防の方法は、一般的な風邪の予防と基本的には同じです(厚生労働省資料参照)。過度に神経質になっている場合は 安全感を保障し、甘えや不安の訴えにはその都度安心を与えてください。

 

 

 

 〈カウンセラー通信〉にもう少し詳しく載せていますので、ぜひお読みください。

 

 5月の教育相談は27日(水)です。

 

  *写真は幼稚園の畑のタマネギです。子どもたちが植えた時は紐みたいでしたが、すくすくと大きくなっていますよ!